子どもの風邪や発熱、どう対応する？知っておきたい基本と実践的なケア方法

子どもが風邪をひいたり、熱を出したりするのはよくあることです。しかし、初めての発熱や何度も繰り返す風邪に直面すると、不安になる親も多いのではないでしょうか。この記事では、子どもの風邪や発熱時に役立つ知識や実践的なケア方法、さらに日々の予防策について解説します。

1. 子どもが風邪をひきやすい理由

まず、なぜ子どもは風邪をひきやすいのでしょうか？その理由を知ることで、適切な対応や予防につなげることができます。

子どもは、生まれたばかりの頃は母親からもらった免疫で守られていますが、成長するにつれてその免疫が薄れ、自分自身の免疫力を育てていく段階にあります。そのため、さまざまなウイルスに感染しやすいのです。

保育園や幼稚園に通い始めると、ほかの子どもたちと密接に接触する機会が増え、風邪のウイルスに触れる可能性も高まります。

子どもは体温調節機能が未熟なため、寒暖差に弱く、風邪をひきやすい環境にさらされることが多いです。

子どもが風邪をひいたり、発熱したりしたとき、親としてどのように対応すればよいか、具体的な方法を以下にまとめました。

発熱時は汗をかきやすく、体内の水分が失われがちです。水やイオン飲料、スープなどでこまめに水分を補給しましょう。

食欲がない場合、無理に食べさせる必要はありません。消化の良いものや子どもが好きなものを少量ずつ与えるようにしましょう。

部屋を適温（20～22℃）に保ち、湿度を50～60％程度に設定すると、呼吸が楽になります。加湿器や濡れタオルを活用するのがおすすめです。

以下の症状が見られる場合は、すぐに医師に相談してください：

風邪を完全に防ぐのは難しいですが、発症リスクを減らすための日々の工夫を紹介します。

外出先から帰宅したら、必ず手を洗う習慣をつけましょう。手洗い歌や楽しい石鹸を使うと、子どもも積極的に取り組めます。

免疫力を高めるためには、栄養バランスの取れた食事が不可欠です。ビタミンCやビタミンDを含む食品（果物、野菜、魚など）を積極的に摂りましょう。

睡眠不足や不規則な生活は免疫力を低下させます。早寝早起きや十分な睡眠時間を確保しましょう。

インフルエンザやRSウイルスなどの予防接種を適切なタイミングで受けることも重要です。

定期的に部屋を掃除し、空気を入れ替えることで、ウイルスの繁殖を防ぎます。

ここでは、筆者自身の体験を紹介します。

エピソード：
ある日、2歳の次男が38.5℃の発熱。食欲がなく、ぐったりしていました。すぐに病院に行くべきか悩みましたが、まずは『ぴよログ』で体温や水分補給の記録を取りながら経過観察。

対応：

最後に、子どもの風邪や発熱時に役立つアイテムをいくつか紹介します。

体温計：耳式や非接触式の体温計は簡単に測定できて便利です。
　　　　でもやはりわきで計測するものが正確だと思います。
　　　　子供がじっとしていてくれないので、測定時間が早いものが特におすすめです！
加湿器：部屋の湿度を一定に保つために必須。
　　　　加熱式と超音波式が一般的ですが、雑菌の繁殖が少ない加熱式がおすすめです。
経口補水液：脱水症状を防ぐために常備しておくと安心。
冷却シート：発熱時のクールダウンに効果的。
育児アプリ：体温や症状を記録し、病院での説明にも活用できます。