イヤイヤ期の子どもにイライラしない！パパ目線の上手な対応術

子どもが成長する中で避けて通れない「イヤイヤ期」。何を言っても「いや！」と返され、思い通りにいかない毎日に、イライラしてしまうパパも多いのではないでしょうか。

しかし、イヤイヤ期は子どもの成長の証でもあり、正しい対応をすることで親子の絆を深めるチャンスでもあります。この記事では、パパ目線での具体的な対応術を紹介し、育児が少しでも楽しくなるヒントをお伝えします。

1. イヤイヤ期って何？まずは理解しよう

「イヤイヤ期」とは、子どもが2歳前後から始まる自己主張の強い時期のことを指します。成長とともに自分の意思が芽生え、「自分でやりたい」「思い通りにしたい」という気持ちが強くなるため、親との間で意見がぶつかりやすくなるのです。

イヤイヤ期は、子どもが「自己主張する力」や「自分で考える力」を育てている時期です。親としては「成長している証」と前向きに捉えることが大切です。

パパがイライラを抑えるには、考え方を少しシフトするだけで楽になることがあります。

まだ言葉のボキャブラリーが少ない子どもにとって、「いや！」は自分の意思を表現するための大切な言葉です。言葉の練習だと思えば、少し寛容になれるかもしれません。

毎日仕事で疲れている中、育児でも完璧を目指そうとするとストレスが溜まります。「今日は80点でOK！」と考え、肩の力を抜いてみましょう。

イライラが溜まったときは、深呼吸をして気持ちをリセットしましょう。また、状況によっては数分間子どもから離れてクールダウンするのも効果的です。

子どもが「いや！」と言いやすい状況を減らすためには、選択肢を用意するのが効果的です。

選択肢を与えることで、子どもが自分で決めた感覚を持てるため、「いや！」が減ることがあります。

子どもの気持ちに寄り添い、「そうだよね、嫌だったよね」と共感するだけで、子どもが安心して気持ちを切り替えやすくなります。

急かされるとさらにイヤイヤが強くなることがあります。少し時間を置いて、「次はどうしたい？」と子どもに考えさせる時間を作ると、自分で納得して行動できる場合があります。

イヤイヤが激しいときは、別の話題や行動で注意をそらすのも効果的です。

子どもはパパやママの反応をよく観察しています。親がイライラしてしまうと、子どももその感情を感じ取ります。逆に、親が落ち着いていると、子どもも安心して行動できるようになります。

パパが積極的に育児に関わることで、ママの負担も減り、家庭全体が良い雰囲気に。夫婦で対応方法を話し合う時間を作るのも大切です。

趣味やリラックスタイムを持つことで、育児に対するエネルギーも湧いてきます。

エピソード
3歳の長男がある日、着替えを完全拒否。「パジャマのまま外に行く！」と言い張りました。最初は説得を試みましたが、全て「いや！」。そこで「じゃあ、どの服なら着たい？」と選択肢を与えたところ、自分でお気に入りの服を選び、着替えをスムーズに終えられました。

学び
選択肢を与えることで子どもが主体的に行動できることを実感。親が柔軟に対応することで、意外と簡単に乗り越えられる場面も多いと気づきました。

イヤイヤ期は、パパにとっても試練の時期ですが、子どもの成長を見守る大切な時間でもあります。この記事で紹介した対応術を試しながら、子どもの成長を楽しむ余裕を持ってみてください。

「イヤイヤ期はいつか終わる」と割り切ることで、心が軽くなり、前向きに向き合えるはずです。育児はチーム戦！夫婦で協力しながら乗り越えていきましょう。